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2012年03月08日

セミナーに参加して考えたこと

昨日ibbで行われたIPO関係の勉強会に参加させていただきました。

テーマは「上場前後の不正と上場審査のポイント・考察」で、講師は公認会計士の重見さん。

不正事例の紹介のあと不正防止強化のための規制や今後導入が予想される規制について説明していただいたのですが、その中で独立役員の確保というテーマに関して勉強会の中で色々な意見が出ました。

私見としては、常勤の役員の方と社外取締役等の非常勤の方とでは議論の対象となる事象に対して有する情報量が全然違うので、単に独立役員を確保するという形式論では意味がないと思っています。

また、近年の上場企業の不祥事を受けて社外取締役の選任を法律で義務づけるという動きがありますが、不祥事を起こしたオリンパス社には、日経新聞や野村證券出身の社外取締役がいたという事実をどう考えているのか非常に疑問に思います。

この手の議論は規制を課す方の立場にたって考えるとわからなくもないのですが、結局は経営者のモラルの問題であってそれ以外の何物でもないと思います。
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 12:02Comments(0)ビジネス