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2012年08月11日

オリンピックの影で

オリンピックもいよいよ佳境ですね。

さて、そんな日本人大活躍の最中、消費税の増税法案が昨日の参議院本会議で可決され成立しました。

これにより消費税率は2014年4月に8%、2015年10月に10%と2段階で引き上げになります。

中小企業にとってはシステムやレジなどの対応にコストがかかることは確実ですし、そもそも増税分をきちんと価格に転嫁できるのかという問題があります。

私のお客様の中にも価格転嫁が難しいお客様がおられ頭を痛めておられますが、2014年の4月以降は増税前の駆け込み需要の反動により景気そのものが悪化する懸念があります。

さらに消費税増税以前に金融円滑化法が2013年3月末で切れることから資金繰りに行き詰まる中小企業の増加が予想されています。

マクロ景気も既に悪化の傾向を見せつつありますが、こうした際に必要なことは先々を見据えた必要資金を確保することです。

そういった意味において今のうちに外部の専門家を活用し、対策を行っていく必要があるのではないかと思います。

  


Posted by 税理士細川誠哉 at 15:00Comments(0)ビジネス

2012年08月10日

研修

昨日は西鉄ソラリアホテルで行われた税理士会の生涯研修の第4回目に参加しました。

研修のテーマは「グループ法人税制」。

この税制は資本金の大小に関係なく中小企業(資本金の額または出資金の額が1億円以下の中小企業には課税上の特例措置があります)にも適用されますし、私のお客様中にも該当するお客様がいらっしゃるため、お客様の会社での取引を想定しながら受講しました。

以前も書きましたが、研修に参加して新しい知識を習得したり知識の整理をすることは士業にとっては非常に重要なことですね。

昨日の研修で得た知識を活用できるようお盆の間にもう一度研修テキストを読み返したいと思います。

   


Posted by 税理士細川誠哉 at 09:55Comments(0)ビジネス

2012年08月09日

ベンチャーゼミナール

昨日、ジェイエムテクノロジー植木社長のご厚意でベンチャーゼミナールの講師をさせていただきました。

テーマは「財務諸表の基本と読み方」で講義時間は1時間ちょっと。

先日このブログでも書いた「2つの会計」からスタートし途中質問にお答えしながら番外編の銀行対応の基礎知識まであっという間に終わってしまいました。

その後、懇親会でベンチャーゼミナールに参加しておられる経営者の方々と色々とお話させていただいたのですが、世代的に近い方が多かったこともあり懇親会は大盛り上がりicon151

その勢いのまま2次会でカラオケへ行ったのですが、やはり経営者の方は皆さんパワーがありますねicon12

カラオケでも大いに盛り上がり本当に楽しい時間を過ごさせていただきましたface02

お仕事の方でも何件かご相談を賜りましたので、全力でご支援させていただきたいと思いますicon16
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 16:51Comments(0)その他

2012年08月08日

上場物語7

上場物語の続きです。

事業計画を策定するといっても当時のジェイエムネット(現ジェイエムテクノロジー株式会社)には参考になるようなものは何もありません。

とはいえ事業計画を策定しないことには何も始まらないので、まず最初にビジネスモデルを数字に落とし込むことから始めました。

具体的には売上金額を「時間×単価」に分解するとともに売上原価も構成要素単位に分解して理論値を算定できるようにします。

次に実績値と比較することにより理論値の精度を向上させ、これに人員計画を加えて事業計画の骨組みを作成します。

あとは固定費と変動費に分解した諸経費を追加することによって事業計画の概略が出来上がりました。

もちろん事業計画ですからこうした数値計画を作成する前に「将来あるべき姿」に向かうために不足しているリソースは何かを客観的に把握するため自社の強み、弱み、機会、脅威などを分析(SWOT分析)し、そこから今後の事業戦略を策定します。

ちなみにこの時作成した事業計画のフォーマットは若干改良されていますが今でも使用されているほど精度の高いものです。

こうして作成した事業計画を資本政策に落とし込んで上場時の時価総額(想定株価)を予想し、これらの資料をベンチャーキャピタルに検討していただきました。

ベンチャーキャピタルだけでなくこうした場合に必要とされる資料はだいたい同じで、定款、登記簿謄本、株主名簿、組織図、経営陣の経歴書、監査法人によるショートレビュー、事業計画書、直近3年分の税務申告書等一式(会社法の計算書類があればそれも)、資本政策、借入明細、主要取引先(上位10社程度)リストといったところです。

実際にベンチャーキャピタルから出資を受けたのは資本政策の都合上、第6期決算がおわり第7期に入ってからでしたが、このような準備を着々と行っていました。

以下続く...。
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 13:54Comments(0)上場物語

2012年08月07日

2つの会計

日本には実質的に企業会計と税務会計という2つの会計(3つという話もありますが話がややこしくなるので割愛します)が存在しています。

前者は上場企業などが使用し、後者は一般の中小企業が使用しています。

企業会計とは企業の利害関係者(株主や債権者)に対して企業の財政状態及び経営成績を正確に表現することを目的とした会計のことです。例えば税効果会計や減損会計、資産除去債務の計上など中小企業の決算ではまずお目にかかることのない処理を行ったりします。

逆に税務会計とは税法、特に法人税法の規定に従って租税負担の配分基準となる課税標準の算定を目的とした会計のことです。

通常税理士に決算を任せると税務会計を中心とした会計処理を行います。(税理士登録した会計士の方でないとなかなか企業会計をメインとした決算を組むことはできないと思います。ちなみに当事務所はどちらのタイプでも対応可能です。)

税務会計と企業会計では、その目的が異なっているため通常は企業の利益と課税所得が一致することはありません。  

2つの会計は共通点も多いのですが、その目的が違っているため「似て非なるもの」だと考えていただく方が無難だと思います。
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 13:32Comments(0)会計

2012年08月06日

出版社から

先日このブログでもご紹介させていただいた福岡の社長TVを観たというお電話がありどのような内容かお話を伺ってみると本を出版しないかという営業のお電話でした。

「電話だけではよくわからないので資料を送付していただけませんか?」と依頼すると数日後に資料が到着。

中身を拝読すると初版4,000部で何と約350万円(消費税別)もの費用がかかるではありませんかicon196

資料によれば本人が文章を書かなくても取材に応じ資料を提供するだけで6カ月後に本が完成するのだとか。

提案書には社外CFOなどの取り組みや実績を纏めて本にしませんか的なコメントが書いてありましたが、本にできるほどのボリュームはありませんし、仮に社外CFOという名称で本を書いたとしてもほとんどすべてのページがCFOの説明にしかなりませんface13

凄い商売があるものだなと感心しつつ駆け出し中の事務所ではとても払えない金額なので当然のようにお断りさせて頂くことにしました。

ビジネス本的な税務の本は巷にあふれている中で私がそういった内容の本を書いたとしても残念ながら何の差別化もできません。

本を書くならこのブログで書いている上場物語を纏めたものしかないと思っていますのでいつかそのような日が来ることを夢見つつ今日も頑張りたいと思いますicon16
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 10:52Comments(0)その他

2012年08月05日

歴史オフ会

昨日mixiのコミュニティ「九州歴史愛好会」のオフ会に参加させていただきました。

私も歴史好きで普通の方よりはかなり歴史に詳しい方だと思うのですが、このコミュの方は流石に詳しい方ばかりでこの中に入ると私はまだまだビギナーなんだなということがわかりますface11

オフ会の会場が展示にある「寛永通宝」というお店だということもこのコニュミティらしいところですねicon12

ちなみにオフ会の前には福岡市博物館の見学会を行っていたのだとか。

熊本から参加された方もおられた1次会は3時間でしたがあっという間に終了し最後にお土産としてPost Cardをいただきました。



このあたり歴史コミュらしい?ところでしょうかね。

やはり色々な方とお会いしてお話を伺うのは楽しいですね。

次回もまたオフ会に参加したいと思いますface02
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 13:06Comments(0)その他

2012年08月04日

冷やし担々麺

久々にご飯ネタですface11

今日のお昼は事務所の近所で冷やし担々麺でした。

美味しかったですよ。

ご馳走様でしたface02

  


Posted by 税理士細川誠哉 at 21:35Comments(0)

2012年08月03日

自由研究に

今日でアクセス数が10,000件を突破しましたicon97

いつもご覧いただき有難うございますface02

これからも徒然なるままに更新していきますので応援宜しくお願い致しますicon14

さて、私の中学・高校時代の恩師の会社が編集・企画するRikatanの別冊号が発売されています。

テーマは理科に関する夏休みの自由研究で夏休みの宿題で自由研究があるお子様には打って付けだと思います。

ちなみに年間購読すると送料無料でかつ1冊あたり200円安くなります。

興味のある方は是非お買い求め下さい。

http://shop.bunri.jp/products/1266/cPath/2_5_722.html


  


Posted by 税理士細川誠哉 at 11:55Comments(1)その他

2012年08月02日

社外取締役の義務化について

少し前に社外取締役の義務化について断念したというニュースが出ていたので良かったなと思っていたのですが、法制審議会(法相の諮問機関)の会社法制部会が東証等の上場規則に上場企業は1人以上の社外取締役を置くという内容を盛り込んだ付帯決議を出すという記事を見て正直がっかりしました。

上場ベンチャーでの経験則を踏まえてお話させていただくと、社外取締役の方は通常は毎月1回開催される取締役会に参加するだけです。

その会社のやっているビジネスに造詣が深い方なら問題ないのかもしれませんが、すべての社外取締役の方がその会社のやっているビジネスを深く理解しているわけではありません。

例えば投資案件がある場合、シナジー効果があるので投資するというような議論がされることがありますが、シナジー効果について投資先とのビジネスの推進責任者は誰で、いつまでにいくらぐらいの成果が見込めるのか、リスク要因は何か等について社外取締役の方を交えて詳細な検討を行うケースは少ないのではないかと思います。

シナジー効果というのは便利な言葉ですが、シナジー効果を検証しようとした場合、そのビジネスについてある程度理解していないと出てきた数字や資料を見てしか判断できませんし、そもそもその数字や資料の前提条件が誤っていた場合にはわかりませんからね。

何が言いたいのかというと「形式論に走ってもあまり意味がないですよ」ということです。

そもそも不祥事を起こした某大手企業に社外取締役はいませんでしたか?

そのことをよくお考えいただきたいと思います。
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 11:23Comments(0)ビジネス

2012年08月01日

ジレンマ

今日から8月ですねicon97

月が変わったので過去のことは忘れて前だけをみて邁進していきたいと思いますがその前にちょっと反省をface13

残念ながら7月は新規のお客様と顧問契約を締結することができませんでしたicon41

これは6月に新規案件(税務ではありませんがボリュームのある案件です)が開始になったことやスポット案件が重なったことからほとんど営業ができなかったことに起因しています。

当事務所は1人事務所であるため、営業も受注後の作業も事務処理も基本的に私1人。

我々税理士の行う営業はプッシュ型ではなくプル型のため、営業をした効果はあとから(場合によっては数カ月後)現れてきます。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、これもお仕事のお引き合いをいただいているからこその悩みですので、ご依頼いただいたお仕事をきちっとこなしつつ色々と施策を考えて今月も頑張っていきたいと思いますicon16
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 09:01Comments(0)その他