2012年04月30日

資格と実務経験

先行き不透明な時代ですので、専門学校等に通学して様々な資格試験にチャレンジされる方も多いかと思います。

資格はないよりもあった方が絶対に良いと思いますが、実務経験の裏付けのない資格ですと資格を保有している価値そのものが半減してしまうことがあります。

というのも採用する側から見た場合、資格を保有していることも大事ですが、実務経験の有無や年齢といったファクターの方が重要になることが多いからです。

特に中途採用の場合には即戦力が欲しい訳ですから、資格を保有しているかどうかという要素よりも実務経験を持っているかどうかという要素の占める割合の方が高くなります。

また、管理職としての募集であれば、当然のことながらマネジメント経験の有無が重要視されますから、実務経験がなく資格を保有しているだけの方ですと採用される確率はかなり低くなってしまいます。

資格と実務経験は個人という商品を売り込む際の両輪ですから、どちらか一方だけでは不十分です。

専門学校等に通っていると資格を取得することがゴールになってしまい、資格があれば道が開けるのだと考えがちですが、決してそうではありませんので、冷静に判断することが必要なのではないかと思います。


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Posted by 税理士細川誠哉 at 14:45│Comments(0)ビジネス
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