2013年03月19日
無借金経営は本当に良いのか
無借金経営が目標だという経営者の方もいらっしゃるのではないかと思います。
逆に、無借金経営はダメだという方もいらっしゃいます。
どちらが良いのかというと個人的には中小企業の場合、銀行と付き合いのない無借金経営はNGだがそうでない無借金経営ならOKだと考えています。
これはどういうことかというと、現時点で無借金経営の会社であったとしても、将来的に資金が必要になる場面が出てくる可能性を考え、リスクヘッジのために最低限銀行とはお付き合いをしておきましょうということです。
無借金経営の会社でも新規で融資を受けるとなると銀行側が財務データを登録し、格付けの取得を行う必要があるためそれなりに時間がかかりますし、そもそも会社側の要求通りに融資を受けることができるかどうかはわかりません。
そのため、例えば銀行に当座借越枠のようなものを設定してもらうよう交渉し、実績作りのために適度に利用しておくなどの施策を行うことが必要なのではないかと思います。
ちなみに私もCFO時代、会社は無借金でしたが銀行には当座借越枠を設定してもらっていました。
無借金経営の会社ですと利益もそれなりに出ているでしょうし、まさかの時の保険だと思えば保険料代わりに金利を支払うことも問題ないのではないかと思います。
逆に、無借金経営はダメだという方もいらっしゃいます。
どちらが良いのかというと個人的には中小企業の場合、銀行と付き合いのない無借金経営はNGだがそうでない無借金経営ならOKだと考えています。
これはどういうことかというと、現時点で無借金経営の会社であったとしても、将来的に資金が必要になる場面が出てくる可能性を考え、リスクヘッジのために最低限銀行とはお付き合いをしておきましょうということです。
無借金経営の会社でも新規で融資を受けるとなると銀行側が財務データを登録し、格付けの取得を行う必要があるためそれなりに時間がかかりますし、そもそも会社側の要求通りに融資を受けることができるかどうかはわかりません。
そのため、例えば銀行に当座借越枠のようなものを設定してもらうよう交渉し、実績作りのために適度に利用しておくなどの施策を行うことが必要なのではないかと思います。
ちなみに私もCFO時代、会社は無借金でしたが銀行には当座借越枠を設定してもらっていました。
無借金経営の会社ですと利益もそれなりに出ているでしょうし、まさかの時の保険だと思えば保険料代わりに金利を支払うことも問題ないのではないかと思います。
Posted by 税理士細川誠哉 at 15:25│Comments(0)
│ビジネス
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