2013年06月18日

こうなると

企業の資金繰りが悪化するケースには大別すると2つのパターンが考えられます。

 1.赤字続きで現金の流出が続いている
 2.投資(資金が固定化される投資)の失敗

経営者の方は日々様々な施策を考え、それを行動に移していますが、自社の経営資源から考えてとても達成できそうにないことや自社の事業領域とは違う分野に進出して失敗した結果、資金繰りの悪化を招くケースが多いのではないかと思います。

業績が良いとそれに胡坐をかいて次の手を考えず小手先の投資に走る経営者の方がいらっしゃいますが、業績の良い時にこそ次の「金のなる木」を育てるべく投資を行うべきです。

また、逆に赤字続きの場合には何はともあれ現金の流出を止めることが必要です。

特に赤字が続くと新規での借入による資金調達が難しくなりますので、場合によってはリスケを含めた抜本的な改善が必要になります。

結局のところ、業績の良い時に経営戦略だけでなく財務戦略も含めた対策を行っておく(=自分の会社は自分で守るということです)ことが肝要なのではないかと思います。


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Posted by 税理士細川誠哉 at 19:04│Comments(0)ビジネス
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