2011年11月19日

内部統制の弱点

最近、大王製紙、オリンパス、少し前は九州電力と日本を代表するような有名企業による不祥事が相次いで発覚しています。

これらの会社は金融商品取引法において、内部統制の整備状況や有効性を評価した内部統制報告書を経営者が作成し、公認会計士等がそれを監査するという内部統制監査で内部統制は有効に機能しているとされている会社です。

しかし、それでも不祥事は起こっています。なぜでしょうか?

それは、経営者の暴走を内部統制で止めることは困難だからです。

経営者も人間なので聖人君子ばかりではありません。むしろ個性の強い方がかなり多いと思います。

恐らく今後何らかの規制ができると思いますが、仕組みだけでなく内面、すなわち道徳面における教育を小さな頃からすることが最も大切なのではないでしょうか。

最後に一言。経営者が暴走したときに止められる方はまずいません。もし止められるという方がおられたらその方は企業勤務の経験がないか経済的自由を確立されている方だと思います。

経営者のモラルはそれほど大事だということなのです。

内部統制の弱点



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Posted by 税理士細川誠哉 at 11:02│Comments(0)ビジネス
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