2012年08月28日

上場物語8

今日は上場物語の続きです。

上場する場合、通常子会社があると連結決算を組まなければならないのですが、単独決算の場合に比べて開示項目が増加するため決算の手間や監査報酬等の諸費用が増加します。

当時ジェイエムネットはソフト開発を行う子会社としてジェイエムソフトという会社を持っていましたが、ある会社と合弁で始めた会社だったため、まずは合弁先の株式を買い取るところから始めました。

合弁先の持つ株式を買い取ることにより100%会社になったため会計士の方と相談の上で連結決算を組まなくて良いように合併期日を第6期の期末日である2月末日に定め、合併契約書の作成、官報への公告、債権者の方への通知、議事録の作成等々の事務処理を行っていきました。

いわゆる簡易合併でしたので合併手続き自体はさほどでもなかったのですが2社の決算を組まなければならなかったことからあっという間に時間が過ぎて行ってしまいました。

以下続く...。


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Posted by 税理士細川誠哉 at 22:16│Comments(0)上場物語
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