上場物語1

税理士細川誠哉

2012年07月11日 17:01

今日から上場を通じて経験したことを自分自身の記録に残す意味もあり、少しずつ書いていきたいと思います。

私が当時のジェイエムネット(今のジェイエムテクノロジー)に入社したのは2000年9月のことですが、8月の中旬からお手伝いをさせていただいておりました。

ジェイエムネット(以下JMN)に入社するきっかけはある人材紹介会社の紹介によるもので、JMNと何らかの縁故があったわけではありません。

当時私は会計事務所に勤務しており、企業内で活動したいという希望を叶えるために転職活動をはじめたところだったのですが、最初に内定をいただいた某東証1部上場企業は上層部が銀行出身者であまり魅力的には思えずにいたため別の紹介会社に登録して最初に紹介いただいたのがJMNでした。

私が勤務していた会計事務所が京都の北山にあったため、JMNの植木社長と京都四条の歌舞伎座前で待ち合わせをし、鴨川沿いのお店でお話を伺いました。

その席で会社を上場させるという話があることを強く認識した私は、知的好奇心ややったことのないことをやるという冒険心、企業内で銀行での経験や会計事務所での経験を活用できるチャンスだと思い、JMNへの入社を決意しました。

税理士事務所を円満に退職し、会社を上場させるという未知の世界を想像しつつJMNに入社してみると、そこにあったのは単なる普通の中小企業の姿でした...。(以下続く)

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