学歴はあった方が得か?

税理士細川誠哉

2016年06月10日 09:05

なんと3日連続でブログを更新している駆け出し税理士@上場ベンチャーあがりです

今日のお話は「学歴はあった方が得か?」ということ。

学歴とビジネスの間に直接の相関関係はありませんが、私は学歴はないよりもあった方が良いと思っています。

その理由は「将来の選択肢が広くなる可能性が高い」からです。

大学卒業時の選択肢を考えた場合、例えば官僚になって日本を変えたいと思ったとしても普通の大学を卒業して試験に合格しただけでは現実的にはなかなか官僚になることができません。

例えばご当地の最高峰の大学である九大や私の母校あたりでは技官にはなれても文官になるのは正直かなり難しいのが現実です。

しかし東大ならば官僚に採用される可能性は広がります。(ただ、東大内での激しい競争にある程度打ち勝つだけの能力は必要ですが…。)

大手企業でも、いわゆる高学歴の方が数多く出世しているように思いますし、採用面でもいわゆる高学歴の方が有利だと思います。(実際に採用を制限している会社もあります。)

それはなぜかと言うと高学歴の方の方が能力が高い「可能性」が高いからです。

特に事務処理能力(情報処理能力と言い換えることができるかもしれません)に関して当てはまるように思います。

大手企業のように業務が細分化されていると事務処理をそつなくこなす能力が必要とされますからね。

逆に中小企業のように一人で何役もこなさなければならない場面では、事務処理能力以外の側面が求められるケースが増えると思いますので、経営者の方から見ると期待した程の力を発揮できていないケースがあるかもしれません。

昨日のテレビ番組で林修氏が、人間は自分がやりたくない分野(仕事)でも特に苦労することなくできる分野(仕事)を見つけることが幸せにつながると言っていましたが、まさにその通りだと思います。

これを自然にできる方が、いわゆる天才なのでしょうね。

「何言ってるの。違うよ!」というご意見も多々あるかとおもいますが、上記はあくまで私見ですので、念のため申し添えさせて頂きます。



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