2012年02月04日

M&A

新しく事業を立ち上げる際に、通常であれば何もない状況から人・物・金・情報を駆使し事業を立ち上げていくことになるかと思います。

しかしながら、何もない状況から事業を立ち上げるためには何より時間がかかります。では、時間をかけずに事業を立ち上げたい場合にはどのような方法があるのでしょうか?

①フランチャイジー(加盟者・加盟店)としてフランチャイザー(本部)から権利や商標、ノウハウなどを提供を受ける。

自分自身で事業を立ち上げるよりもはるかに短時間で事業を行うことが可能になります。しかしながら、必ずしも行いたい事業がフランチャイズ化されているわけではありませんし、自分自身で事業を立ち上げるよりも本部に支払うロイヤリティー等の経費の分、利益が少なくなります。

②M&Aにより事業を取得する。

最初にまとまった資金は必要になりますが、既に存在する事業(会社)を取得するため、自分自身で事業を立ち上げるよりもはるかに短時間で事業を行うことが可能になります。ただし、対象事業の調査(デューディリジェンス)をしっかり行っていないと思わぬリスクを負うこともあります。

調査(デューディリジェンス)は、主に法務、財務、ビジネスといった観点から実施されますが、法務であれば弁護士、財務であれば会計士、税理士などの専門家の力を借りて行うことが一般的です。

また、M&A(事業の買い手に限定します)の手法としては具体的には、株式の買収、事業の譲受、合併、資本参加等があります。

大手企業はもちろんのこと、近年では後継者難等を背景とした第三者への事業承継の手段として、また機動的経営戦略として中堅・中小企業におけるM&Aも増加してきています。

新規で事業を行う場合や事業拡大の際の選択肢の一つとしてM&Aは一般的になりつつありますので、選択肢の一つとしてお考えになられるのも良いかと思います。


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Posted by 税理士細川誠哉 at 20:27│Comments(0)ビジネス
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