2013年01月05日

財庫と罪庫

商売をしていると在庫を持つことは普通にあるかと思います。

でも在庫を持つためにはお金がかかりますよね。お金が在庫に代わっているわけです。

ただ単に在庫を持っていてもお金にはなりませんし、むしろそれを保管・管理するための費用がかかります。

キャッシュ・フローで考えると在庫はお金が寝ている状態ですから販売できなければ資金繰りの観点からはマイナスです。

つまり在庫は販売できれば財庫に、販売できなければ罪庫になってしまう訳です。

ではどのように在庫を管理すればよいのでしょうか?

在庫管理はそれ自体が1冊の本になってしまうぐらい奥の深いものですが、中小企業は以前このブログでご紹介したパレートの法則を使い、ABC分析により売上高の高い順に、累積構成比の70%~80%をA、80%~90%をB、90%~100%をCとして重要度の高いA区分の商品を重点的に管理すれば効果的です。

パレートの法則によればAに区分される商品数自体は全体の20%前後になりますので今まで在庫管理をあまりやっていないなという中小企業の方は一度試してみられては如何かと思います。


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Posted by 税理士細川誠哉 at 21:04│Comments(0)ビジネス
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