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2013年01月11日

経済学者

日本の経済が右肩下がりになってから久しいですが、経済学者について思うところを述べたいと思います。

これまでも政府の経済財政諮問会議に著名な経済学者の方が登用されてきましたが、短期的に経済がよくなることはあっても基本的なトレンドは右肩下がりのままですよね。

財政は悪化する一方ですし、日本沈没的なタイトルの書籍も多数出版されています。

優秀な経済学者の方が政策を立案してもこのような結果になっているのは一体なぜなのでしょうか。

それは恐らく経済学が過去の経済トレンドや経済事象を分析してそれを理論化・体系化していることに起因しているのだと思います。

インターネットの普及以降、時代の進むスピードは人類がかつて経験したことがないほど早いものですから、過去の経済理論では経済政策の前提となる諸条件が違いすぎるため、対応できなくて当然なのかもしれません。

金融政策が全くといっていいほど機能しなかったことがその証拠だと思います。

学問としての経済学は重要だと思いますが、著名でなくても先を読むことができる実践的な経済学者の方に政策立案を行う機会が与えられることを期待したいと思います。
  


Posted by 税理士細川誠哉 at 21:51Comments(0)その他