2013年01月07日
固定費配賦の盲点
今日はちょっと専門的なお話を。
複数の事業を展開し、管理会計を導入している会社ですと固定費や本社費を何らかの形で各事業に配賦しているケースがあるかと思います。
よくあるのが売上高や従業員数を基準に固定費を配賦するケースですが、配賦後の数字を見て儲かっている、儲かっていないという判断を下してしまうことがあります。
しかし、特に固定費というのは会社の売上がゼロでもかかる経費(例えば事務所の家賃や人件費(残業代を除く)など)です。
従って本当にその事業が会社に貢献しているのかを見るためには売上高から変動費(売上に比例して発生する経費)を差し引きした利益(貢献利益とか限界利益と言います)がいくらあるのか見ることが重要です。
限界利益がプラスであれば、固定費は回収できている訳ですからあとは事業の投資効率(いくら投資していくらリターンがあったのか)の問題です。
管理会計を導入している会社は是非注意していただければと思います。
複数の事業を展開し、管理会計を導入している会社ですと固定費や本社費を何らかの形で各事業に配賦しているケースがあるかと思います。
よくあるのが売上高や従業員数を基準に固定費を配賦するケースですが、配賦後の数字を見て儲かっている、儲かっていないという判断を下してしまうことがあります。
しかし、特に固定費というのは会社の売上がゼロでもかかる経費(例えば事務所の家賃や人件費(残業代を除く)など)です。
従って本当にその事業が会社に貢献しているのかを見るためには売上高から変動費(売上に比例して発生する経費)を差し引きした利益(貢献利益とか限界利益と言います)がいくらあるのか見ることが重要です。
限界利益がプラスであれば、固定費は回収できている訳ですからあとは事業の投資効率(いくら投資していくらリターンがあったのか)の問題です。
管理会計を導入している会社は是非注意していただければと思います。